BLOGブログ

  • TOP
  • /
  • ブログ
  • /
  • ー不動産売買でかかる税金とは?知っておきたい基本知識ー

ー不動産売買でかかる税金とは?知っておきたい基本知識ー

不動産を売ったり買ったりする際には、さまざまな税金が発生します。知らないままだと後から多額の税金に驚くことも。不動産売買に関わる主な税金やポイントを初心者にもわかりやすく解説します。

不動産売買で発生する主な税金

不動産の売買では、売る側・買う側それぞれに税金がかかります。まずはその種類を理解することが大切です。

売主にかかる税金

不動産を売ったとき、利益(譲渡所得)が出た場合には「譲渡所得税」がかかります。これは所得税と住民税の合算で、以下のように計算されます。

譲渡所得 = 売却価格 −(購入価格+売却にかかった経費)

所得税・住民税の税率は、所有期間が5年以下なら短期譲渡(約39%)、5年超なら長期譲渡(約20%)

ただし、一定の条件を満たすと「3,000万円の特別控除」などが適用され、税負担を軽減できます。

買主にかかる税金

購入側には以下の税金が発生します。

登録免許税:不動産の名義変更時にかかる税金。土地や建物で税率が異なります。

不動産取得税:購入後に一度だけ課税される地方税。課税標準×税率(通常3%〜4%)で計算。

印紙税:売買契約書に貼る印紙代。物件価格に応じて金額が決まっています。

このように購入側にもさまざまな税金がかかるため、事前に予算に含めておくことが重要です。

税金対策のポイント

税金を少しでも軽減するためには、制度の活用や書類の整理が大切です。

控除や特例を活用する

売却時の「3,000万円控除」や買主の住宅ローン控除など、活用できる制度は多数あります。条件を満たすか確認して、積極的に利用しましょう。

必要書類をきちんと保管する

購入時の領収書、リフォームの記録などは、売却時の経費として認められる可能性があります。将来の税務対策のためにも、書類は大切に保管しておきましょう。

まとめ

不動産売買には、売主・買主の双方にさまざまな税金が発生します。事前に税金の内容を理解し、控除や特例を上手に活用することで、無駄な負担を減らすことができます。不安な場合は税理士や不動産会社に相談しながら、安心して取引を進めましょう。

2025.03.21